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新築・リフォーム時の下地について




 いつもお世話になっております。
 株式会社素材工房でございます。



 弊社では、下地であっても合板や集成材などの新建材は使いません。

 新築の際はもちろんですが、リフォームでも基本的には使いません。(リフォーム時は、既存の部分との兼ね合いやマンションの規定や法律的な部分との兼ね合いでどうしても使用しなければならない時もございます。)




 残念ながら、いわゆる自然素材をうたっている業者でも完成時に見える内装や外装には漆喰や無垢材を使用し、下地には合板や集成材を使っているところもあるようです。

 弊社では下地に使用しないのはもちろん、現場にも極力入れないようにしております。

 無垢材をウレタンなどで固めて木材が本来持つ機能が発揮できないようにしていたり、漆喰の下地にシーラーや接着剤を塗ってしまっていたりと、ぱっと見には自然素材を使用して健康的な家を建てているようにみえても本来の力が発揮できていない、もしくは下地処理まで気が回っていないことが見うけられることがございます。



 自然素材の建材は、正しく使ってあげればかなりの能力を発揮する機能性建材です。

 お家を新築、リフォームされる際は、上物だけに目を向けるのではなく、素材選びや下地にも少し気を向けていただけたら幸いです。



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