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【以外と知らない?】広葉樹と針葉樹について



 いつもお世話になっております!
 株式会社素材工房でございます!!


 今回の記事は、広葉樹と針葉樹のフローリングについてです。



 一般的には、広葉樹は『硬い、重い、高い』高級な良い材料、針葉樹は『柔らかい、軽い、安い』安価な材料という印象があると思います。

 基本的には間違いありませんが、木材は適材適所で使用してこそ良い家となります。高い材料なので良いとは一概には言えません。

 簡単に広葉樹と針葉樹の違いを説明させていただきます。

 ◆広葉樹:平らな形をした葉を持つ。幹は枝別れしていて太くて曲がっています。
      多様性があり樹種により様々な特長を持ち、木目も色々な表情があります。

 ◆針葉樹:針のような細い葉を持つ。幹はまっすぐ伸びています。
      比較的同じような性質をもつものが多く、木目も似ています。


快適無垢材
快適無垢材
くんえん乾燥木材
くんえん乾燥木材



 上でも記載しておりますが広葉樹には多様性があり、世界で一番軽いといわれている樹種も針葉樹ではなく広葉樹なのです。ですので、広葉樹だからと一括りにせず広葉樹を使用する際は、樹種の特性を理解してお選びください。

 針葉樹は、比較的似たような性質を持ちますが、国産のヒバやヒノキなど虫食い、湿気、木材を腐らせる腐朽菌などに強く家屋の土台に使われることが多くおります。

 杉は軟らかくて熱伝導率が低いため肌ざわりが良く暖かいためフローリングなどの内装材に使われることが多くあります。

 また、国産の杉は粘り強く、耐朽性・防蟻性もある赤身の材は柱や梁などの構造材に使用しても十分な強度があり、流通量も多いためヒバやヒノキと比べるとコストパフォーマンスに優れた材料だといえます。

 国産の杉はとても優秀な材料です。家を建てる際は、国産の杉材をご使用いただたら嬉しいです。



 弊社では、国産の広葉樹も取扱っておりますが、メインの木材は国産の杉になります。
 
 安い外国産の木材に押され、荒れてしまった日本の人工林中で多くを占める人口の杉林を再生するためにも国産の杉材を積極的にアピールしております。

 化学薬品による防腐・防カビ処理を行っていない安心・安全な弊社の『くんえん乾燥木材』をよろしくお願い致します

 ホームページやカタログには、フローリングなどの内装材、巾剥ぎ材のみ掲載しておりますが、ご相談いただければ特注も承っております。指定寸法での納品やおもちゃなどの小物まで、可能な限りご希望に添えるよう頑張ります!


 
 

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