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【外国産木材と国産木材】なぜ㈱素材工房が外国産の木材を取り扱わないのか



 いつもお世話になっております。
 株式会社素材工房でございます。

 今回のテーマは【外国産木材と国産木材】についてです!

 弊社では、外国産の木材を取り扱っておりません。

 外国産の木材は、どのような過程で日本まで運ばれて来たのか正確に把握することができないということが大きな理由です。

 外国の木材が日本に運ばれてくる方法は主に船便です。
(空輸では輸送費が高くなり割にあわない)

 船で送られてくる関係上、海上での湿気や気温の変化によって木材が腐らないように防腐処理を施していることがほとんどで、中には人体に悪影響を及ぼしかねない強力な防腐剤を使用している木材が輸入されている可能性があります。

 さらに、どこで誰がどのように伐採したものなのかを追いかけて調べることも非常に困難で、極論を言えば盗伐された木を加工したものの可能性もあります。

 弊社では、お客様の健康と安心・安全のため。かつ世界の環境破壊にも配慮して、長年付き合いのある宮城の業者から山側の経済が成り立つような適正価格にて国産の木材を仕入れており、工事の際も極力国産の木材を使用することにしております。




 日本には戦後植えられた多くの森林資源があるのに、外国の山を禿山にし、化石燃料をたくさん使用して船便で外国から運んでくる行為は、今後もっと少なくなって行けば良いなと考えております。

 又聞きのお話なのですが、とある国の方が日本に初めて来た際に日本の森の多さに驚き、『日本は森林資源があまりない国だと思っていた。日本にはこんなにたくさん木があるのに、なぜ私達の国の山を禿山にしてまで木材を輸入する必要があるのか?』と話していたと聞いたことがあります。

 このような悲しいお話を聞かないためにも、もっと国産材が正しく流通する社会になるよう努めていきたいです。
 


宮城県栗原市
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