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【老舗】あじま左官工芸を訪問させていただきました。

あじま左官工芸


 いつもお世話になっております!

 株式会社素材工房でございます!!



 先日、弊社代表の相根昭典と長年親交のある“株式会社あじま左官工芸”の阿嶋社長のとへご挨拶に伺い、新しく開発している“塗り壁用パテ・下地処理材”や“ホタテを使った塗料”などについて、左官屋さんとしてのご意見を頂いてまいりました。


 “株式会社あじま左官工芸”は大正10年頃創業の100年近く続く老舗の左官屋さんです。


 寺社仏閣などの補修も請け負っていて、とても技術力がある左官職人さんを多数抱えております。


 あじま社長はとても勉強熱心な方で、お話させていただいた新しい建築材料についても『自分のとこの試験場で試してみるよ!』と快いご返事をいただきました。


 今回の訪問は、代表の相根も同行しておりましたので阿嶋社長と相根の昔話に花が咲いておりました。相根と阿嶋社長が出会いのきっかけである“土壁研究会”のお話や今も日本のトップクラスで活躍している左官職人さんのお話しなど、とても貴重な話が聞けてよい勉強になりました。


 

あじま左官工芸 玄関の左官絵
あじま左官工芸 玄関の左官絵
あじま左官工芸 玄関の左官絵


 玄関に左官材料で仕上げた絵が飾ってありました。

 正面から見たら普通の絵ですが、横から見ると立体的になっております。

 このように左官材料を絵のように仕上げることは至難の技です。

 コテ捌きの繊細さはもちろんですが、一色でも調整が難しい左官材料を場所ごとに色を調合して細部までキレイに発色させいるのでとても驚きました。

 左官材料の着色は、弁柄や酸化黄といった顔料を漆喰などに混ぜ、化学反応をおこさせて発色させるので、その色の粉を入れればそのまま色が出てくるわけではありません。さらに、色むらなども出やすいため大変難しい作業なのです。


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