素材工房
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新築・リフォーム時の下地について




 いつもお世話になっております。
 株式会社素材工房でございます。



 弊社では、下地であっても合板や集成材などの新建材は使いません。

 新築の際はもちろんですが、リフォームでも基本的には使いません。(リフォーム時は、既存の部分との兼ね合いやマンションの規定や法律的な部分との兼ね合いでどうしても使用しなければならない時もございます。)




 残念ながら、いわゆる自然素材をうたっている業者でも完成時に見える内装や外装には漆喰や無垢材を使用し、下地には合板や集成材を使っているところもあるようです。

 弊社では下地に使用しないのはもちろん、現場にも極力入れないようにしております。

 無垢材をウレタンなどで固めて木材が本来持つ機能が発揮できないようにしていたり、漆喰の下地にシーラーや接着剤を塗ってしまっていたりと、ぱっと見には自然素材を使用して健康的な家を建てているようにみえても本来の力が発揮できていない、もしくは下地処理まで気が回っていないことが見うけられることがございます。



 自然素材の建材は、正しく使ってあげればかなりの能力を発揮する機能性建材です。

 お家を新築、リフォームされる際は、上物だけに目を向けるのではなく、素材選びや下地にも少し気を向けていただけたら幸いです。



床下地
床下地
天井下地
天井下地

ペレットストーブには、シーズンオフメンテナンスが必要です!

ペレットストーブ設置工事 設置完了
 

 いつもお世話になっております。
 株式会社素材工房でございます。


  実際にペレットストーブをお持ちの方でも以外と知られていないと思いましたので…今回のブログは、『なぜペレットストーブはシーズンオフのためにメンテナンスをする必要があるのか?』について書きます!


 『ストーブを点け始める前にすればメンテナンスをすれば良いのでは?』と思われている方もいらっしゃるかと存じますが、弊社ではストーブシーズンが終わってすぐの4~5月頃でのシーズンオフメンテナンスを推奨しております。

 通常、家電製品などではしばらく使っていなかったので使い始める前にメンテナンスを行うことが多いですが、ペレットストーブは、可動しない時期(オフシーズン)のためのメンテナンスがとても大切です。



 ペレットストーブを最後に使用してそのままにしておきますと、普段のメンテナンスでは取りきれなかったススや灰が炉内や排気管にかなりたまっていることが多く、そのススや灰が湿気を呼んでペレットストーブ内の電気系統に悪影響を及ぼしたり、排気ファンなどを錆びさせてしまいます。

 さらに、燃料のペレットがタンクにそのまま残った状態になっていることも多く、そのペレットがさらに湿気を呼んでしまうこともよく見受けられます。



 本来、資源を有効活用するための手段でもあるペレットストーブが、早くに壊れてしまってゴミになってしまい、結果的に資源の有効ができていない状態になってしまっては本末転倒です。

 道具さえあればそこまで難しい作業ではないので、シーズンオフメンテナンスをご利用いただいた方の中には、業者のメンテナンス作業を見学して、ご自分で道具をそろえてシーズンオフメンテナンスを行っている方もいらっしゃいます。


 ご使用のペレットを少しでも永くご利用いただけるよう、シーズンオフのためのメンテナンスをぜひご利用下さい。

 

新開発商品の試験施工~仕上げ~@栃木県佐野市

新製品試験施工@㈱ソーセキ下彦馬



 いつもお世話になっております。
 株式会社素材工房でございます。


 先日このブログに書いた新開発商品の試験施工~下地処理~の続きを載せます。

 今回は、前回行った下地処理の上に仕上げの材料を施工していきます。

 ホタテの貝殻を原料にしたローラー等で施工できる塗料とコテで薄く塗ってもヒビ割れしにくい塗り壁材です。



 3パターンの違った下地処理を施した壁面に加え、余った壁の部分を利用してビニールクロスの上にも直接施工してみます。

 前回は、3パターンもの下地処理を行わなければならなかったので大変でしたが、今回は2種類の材料のみでしたので幾分か余裕をもって作業できました。



 仕上げが完了したので、あとは経過確認のみとなります。

 自然素材を使用しているので、気温や湿度の変化で不具合が起こる可能性があるので、できれば半年以上は経過をみたいところです!

 最終確認は来年の春頃を予定しておりますので、本格的な販売は来年の4~5月頃を予定しております。

 もし、本販売より先に試験的に使用してみたいという方がいらっしゃいましたらお問合せください。

 よろしくお願い申し上げます。





新製品試験施工@㈱ソーセキ下彦馬
先ずは材料を水で練っていきます。
新製品試験施工@㈱ソーセキ下彦馬
ローラーで施工する用の材料が練りあがりました。
新製品試験施工@㈱ソーセキ下彦馬
使用するローラーとローラーが入らない端と隅を施工するハケです。
新製品試験施工@㈱ソーセキ下彦馬
ハケで端と隅を先に施工します。
新製品試験施工@㈱ソーセキ下彦馬
ローラーで塗ります。
重ね塗り(2~3回)をします。重ね塗りをすることで厚みを出して下地が透けて見えないようにします。
新製品試験施工@㈱ソーセキ下彦馬
ビニールクロスにも直接施工してみます。
新製品試験施工@㈱ソーセキ下彦馬
コテ塗りようの材料を水で練ったものです。
新製品試験施工@㈱ソーセキ下彦馬
コテで施工していきます。
こちらは一回で厚みがでるので一回の施工で仕上げです。
新製品試験施工@㈱ソーセキ下彦馬
施工完了
※あえて下地を残して仕上げることで、施工方法を説明する際にわかりやすくしています。

新開発商品の試験施工~下地処理~@栃木県佐野市



 いつもお世話になっております。
 株式会社素材工房でございます。



 先日このブログに書いた 新商品試験施工用 下地設置工事 の続きを載せます。
 工事場所は、前回と同じ株式会社ソーセキの下彦馬工場でございます。

 今回は、石膏ボードの目地部分とビス穴を想定して空けた穴部分をパテ処理して施工面を平滑にして、仕上げの材料を施工した時に表面に凹凸ができないようにいたします。

 ここまでの作業が内装を仕上げる際のいわゆる下地作りとされている工事でございます。

 日本の建築物の90%以上はこの石膏ボードが下地として使われております。

 内装を仕上げる際、この石膏ボードの繋ぎ目や固定するために打ったビスの穴を何も処理しないでそのまま仕上げの材料を施工してしまうとその部分が凹んで仕上がりの見た目が悪くなってしまうので、とても重要な工程になります。

 この下地処理がきちんとできているかいないかも腕の良い職人さんを見極める一つの指標になります。下地処理がキチンとできる職人さんは仕上げの腕も良い方がほとんどです。私が見てきた職人さんで腕の良い方は、下地処理も上手な方でした。

 普通は、仕上がりのキレイさに目がいってしまいがちですし、ほとんどのお客様は仕上がった状態しか目にする機会がございませんが、もし見る機会がありましたら少し気にして見てみて下さい。

 そして、平滑に下地処理が行われている時は、職人さんを褒めてあげてください。普段一般の方から言われないような部分を褒められると嬉しいものだと思います。


 石膏ボードは1820㎜×910㎜程の大きさ~の販売となりますので、一つ一つがこのくらいの広さの施工面ですとボードの繋ぎ目は発生しませんが、仕上がり時の繋ぎ目部分の処理方法を確認する必要もありましたので、あえて繋ぎ目部分を作っています。




貝てきペイント下地処理@下彦馬
①養生
 枠の部分に材料が付かないようにマスキングテープで養生します。
貝てきペイント下地処理@下彦馬
②パテ処理
 ボードとボードの繋ぎ目(目地)、ビス穴部分をパテ処理します。今回は仕上げ材と同じ物(共材)を使います。
 上を少し残しているのは見学に来ていただいた際に施工方法を説明する時にわかりやすくするためです。

貝てきペイント下地処理@下彦馬
 今回の新商品は、ホームセンターなどにも拡販する予定のため、弊社の工事では使用することのない一般的な合成樹脂のパテ処理材との相性も試してみました。
貝てきペイント下地処理@下彦馬
③パテ処理の仕上げ
 パテ処理が終わりましたら、サンドペーパーで凹凸を削って平滑にします。
貝てきペイント下地処理@下彦馬
※シーラー処理
 こちらも弊社の工事で普通行わない作業ですが、一般販売も見据えてシーラ―との相性を確認しするため今回施工しました。
貝てきペイント試験施工@下彦馬
④下地処理 完了
 なぜマスキングテープが施工面に貼っているのは仕上げ工事時の様子を載せたブログで紹介いたします。

『健康な住まいから考える地震対策セミナー』延期につきまして

健康な住まいから考える地震対策セミナー


 いつもお世話になっております。
 素材工房でございます。


 お越しいただくお客様にはお知らせを入れておりましたが、2018年9月30日予定をしていた『健康な住まいから考える地震対策セミナー』が台風の影響で中止となりました。

 交通機関がストップするとのことによってお客様の帰宅への影響や強風による危険性などを考慮して中止とさせていただきました。

 つきましては、開催日を新たに設定する運びとなりましたのでお知らせ致します。



 会場が下記へ変更となりましたのでご注意ください。


 中目黒住区センター 第一会議室

 

 所在地:目黒区中目黒二丁目1013号中目黒スクエア内

 最寄り駅:東急東横線 中目黒駅から徒歩10


 http://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/juku_center/nakameguro.html

 



 日程はまだ確定しておりませんので、決まりましたら当ブログでもお知らせ致します。行きたかったが前回の日程では都合が付かなった方がいらっしゃいましたらご連絡ください。



 事前に予習をしておきたい方は、講師である弊社代表の相根が耐震住宅についてインタビューを受けた『食品と暮らしの安全』2018.8 No.352(6~11ページ)をお送りいたしますので、お問合せください。



食品と暮らしの安全2018.8
食品と暮らしの安全2018.8

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