いつもお世話になっております。
株式会社素材工房~有害化学物質を使用しないこだわりの建材・工事~ございます。
先日開催された「アレルギー相談をテーマにした第6回事例検討会」に参加してまいりました。
この会を主催している『NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク』代表の吉澤さんや事務局長の赤城さんは、代表の相根昭典と古くからの友人です。また、代表の相根はこの『NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク』理事の一人でもあります。
アレルギーの理解は昔よりもはるかに認知されてきているものの、『エピペン』※の普及や使用方法の認知の問題、誤食によるアナフィラキシーの怖さなど改めて実感し、発信して伝えていくことの大切さを痛感しました。
※アナフィラキシーに対する緊急補助治療に使用される医薬品で、発症の際に医療機関へ搬送されるまでの症状悪化防止するために役立ちます。
事例報告会では、2011年東日本大震災・2016年熊本大地震・今年の西日本豪雨などの被災地にアレルギー患者さんのための支援を行った様子などの報告もありました。
どの災害時でも、5日以内に物資を現地に届けておりその対応の早さに感心致しました。
また、被災地でのアレルギー患者さん達は、せっかく支援物資が届いても食べることができない状況に陥ってしまうことをもっと伝えていかなければならないなと思いました。
経口免疫療法の実態を議論している中で、アレルギー反応がでるので子供が食べようとしない場合はどうすれば良いのか?という相談に対し、まずは子供の気持ちが一番大事で子供自身に治療の意味を理解させ、治療方法を選ばせてあげることで、自主的に取り組むように促すことをしてみてはという参加された医師のお言葉を聞いて感動しました。
アナフィラキシーの危険をおかしてまで無理に食べれるようにする必要があるのか?などの疑問が子供自身から上がってくることもあるという相談には、誤食の危険性などをしっかりと説明して理解してもらうことが大切などの様々な意見が交換されました。このように一議題につき議論が白熱してしまい、時間がおしてしまい、進行しているかたは大変そうでしたが…
たくさんの学びと気づきがあった一日でした。
この「アレルギー相談をテーマにした第6回事例検討会」の内容をもっとたくさんに方々に聞いていただき、共有していただきたいと強く思いました。
【参加団体】
認定NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク
認定NPO法人FaSoLabo京都
アレルギーっ子の会たんぽぽ
すぎなみ食物アレルギーの会
NPO法人千葉アレルギーネットワーク
NPO法人日本アトピー協会