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【高性能な羊の断熱材『ウールブレス』】㈱アイティエヌジャパンに行ってまいりました!@奈良

ウールブレス



 いつもお世話になっております!
 株式会社素材工房でございます!



 先日、奈良県にある株式会社アイティエヌジャパンさんに行ってきました!

 株式会社アンビエックスと弊社で長年使用している羊毛断熱材『ウールブレス』を輸入している会社でございます。

 3.11の際、㈱アンビエックスが復興支援として<震災復興プロジェクト>前浜マリンセンター @宮城県気仙沼市を設計した時に、材料であるウールブレスを援助いただきました。
 その節は、大変お世話になりましたm(_ _)m

 ウールブレスは、弊社の建物との相性が抜群です。

 吸湿性に優れていて、内壁と外壁の間に結露が生じて柱などが腐ってしまう現象(壁内結露)を防ぐ役割があるととに、接着剤や揮発性の防虫剤も使っていないので、空気を汚す心配もございません。

 さらに、ビンテージのペルシャ絨毯に羊毛が使われていることからもわかるように、経年劣化がすくなく、長寿命住宅にうってつけです!
 燃えても有毒ガスが発生しないので、万一の火災のときでも安心です。

 現在、様々な自然素材の断熱材がでてきておりますが、前述の調湿性能と耐久性の他にも、開封カットして貼るだけという施工性の良さ、端材は隙間に充填できるので無駄が出ないこと、コスト面など総合的な観点から弊社はこちらの『ウールブレス』を使い続けております。


ウールブレスとは…
 『羊毛断熱材ウールブレスは、その名の通り原材料の70%以上がウールです。

 羊と人間の関係は古く、8千年~1万年前の書物には既に羊が人間と共に暮らしていたことが記されています。
羊たちは人間の手によって牧羊として飼育され、様々な土地の気候風土に合わせて、環境を生き抜くために進化してきました。
 その集大成が、羊の表面を覆う毛=ウールにあります。
 真冬の草原の寒さを乗り切るためには、体を保温することが何より大切です。
ウール繊維が1本1本複雑に絡み合っているのは、体温の発散を留め、外からの冷たい空気を遮断するために適応したからだといわれています。
 このことから、ウールは高い断熱性を保持することができるようになりました。
 またウールは、気温と湿度に合わせて体表の水分を調節することができる「調湿性」をもつ唯一無二の繊維です。
 その他にも、ウイルスや細菌などが侵入すると、それらの病原体を無害にする免疫機能など、ウールは実に多くの特性を兼ね備えた、まさに「奇跡の繊維」なのです。

 そんな羊たちの進化の過程を凝縮して誕生したのが、このウールブレスです。』
 ※㈱アイティエヌジャパンのHPより引用



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