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基礎工事@東京都文京区



 いつもお世話になっております。
 株式会社素材工房でございます。

 先日、弊社の工事部で建築中の東京都文京区の物件に荷物を届けに行きました。
 今、こちらの東京都文京区の現場は基礎工事中で型枠の外れた基礎コンクリートの全容がちょうど見える期間でした。
 建物が建ってしまうと基礎は隠れてしまい全容をみることができませんので、この機会に弊社の基礎について紹介したいと思います。



基礎コンクリート


 株式会社アンビエックス一級建築士事務所一般社団法人天然住宅では、基礎を水セメント比50%以下の硬練りコンクリートを指定しております。
 下記のグラフは、水セメント比と耐久年数のグラフです。水が少ないほど、耐久年数は長くなります。基礎コンクリートは50%以下のものは、計算上300年以上もつことになります。
 あくまで机上の計算なので建てた場所の気候や災害など外的要因が関わってくるとなかなか計算通りにはいかないものですが、軟らかいものよりは硬いものの方が永くもつことは確実です。


水セメント比とコンクリートの寿命
【図】
水セメント比とコクンリートの
寿命の関係


 一般の基礎コンクリートと比べて水セメント比が少ないのでコンクリートの流動性があまりなく、ミキサー車から型枠に流し込みにくい上に流し込んだ後にかけるバイブレーション(コンクリート内の空気を抜いて均一にするため作業)もかかりずらいです。職人さんにとっては大変な作業になりますので、あまりいい顔をされません(^_^;)
 それでも、『いくら300年持つ良い家を建てても、基礎が数十年でダメになってしまうようでは本末転倒だ。』と職人さんに弊社の思いを伝えて施工していただいております。



 住宅を建てる時や購入する時は、つい目に見える設備や内装に目が行きがちですが、直接みることのできない柱・梁・基礎など住宅の根幹となる最も重要な部分のことにも目を向けてみて下さい。


基礎コンクリート
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