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地鎮祭のお供えものについて@神奈川県鎌倉市

地鎮祭準備@鎌倉市


 いつもお世話になっております。
 株式会社素材工房でございます。



 先日、神奈川県の鎌倉市で㈱素材工房で施工させていただくお客様の地鎮祭の準備に行ってまいりました。

 前日に買い出しした食材を車に積み、途中で地鎮祭を行ってくれる神主を拾いに建築場所近くの神社に寄りました。

※“地鎮祭”とは、工事をする前に、工事の安全と建物や家の繁栄を祈る儀式のことです。
 近隣の神社から神主をお招きして神様にお供え物をし、その土地の神様(氏神)に降りてきていただき、土地を利用させてもらうことの許しを得る儀式を行います。
 儀式の流れは、祝詞をあげ、お祓いをして浄め、最初の鍬や鋤を入れ、工事の無事を祈ります。



 以前、鎌倉で施工させていただいた時も、こちらの 御霊神社 にお願いして地鎮祭を行いましたので、神主さんが覚えていて下さいました。

 準備している中で、前日私が用意したお供え物中に玉ねぎが入っていることに神主さんが気づき、玉ねぎはお供え物に適さないことを教えていただきました。

 玉ねぎの他にも、にんにく・にら・ねぎ・らっきょう・のびる など辛味や臭気の強い野菜はお供え物に適さないようです。
 仏教では、こういった食物は敬遠するものだということは何となくわかりますが、神道でも似た考え方があることに驚きました。と言いましても、神道の場合は、色々な解釈があるので必ずしもダメというわけではなく避けた方が良いという考えなようですが。

 私は、玉ねぎ・にんにく・にら・ねぎ等は好きで料理の際につい多く入れすぎてしまうので、避けた方が良い物だと意識すらしておりませんでした。
 特にニンニクは、西欧では魔除けに使われたりすることもありますし…


 
 暑い時期のお供え物は、傷みが遅い野菜や果物を中心として考えてしまうのですが、神様にお供えする物としての視点も必要なのだと気づく良い機会になりました。
 

 
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