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イタリア製ペレットストーブ パラメータ調整 @東京都杉並区

ペレットストーブのお手入れ方法

ペレットストーブ燃焼皿

先日東京都S区のお客様のお宅に設置したイタリア製のペレットストーブ(CADEL社製NICE)のパラメータ再調整と普段のお掃除時のポイントのアドバイスに伺いました。


お客様から

『燃焼皿部分にクリンカーがすぐに付着してしまいのなかなか取れないのだがどう対処すればよいか』

とのご連絡をいただきました。



写真の丸い穴が空いている部分がペレットを燃やしている部分(燃焼皿)となります。写真では分かりにくいとは思いますが丸い部分の内側左部分にクリンカー(燃やしたペレットの炭が黒く固まりになった物)が付着しています。

原因としては、排気量やペレット投入量のパラメータが微妙に合っておらず不完全燃焼気味になってしまっているこが原因と考えられます。

燃焼炉内のドライバー等でクリンカーを削り落し燃焼炉への空気の流れを良くし、排気量を少し強くペレット投入量をすこし少量に設定しなおしました。



2~3日してお客様に現状をお聞きしたところ炎の様子やガラスへのススの付着等がかなり改善されたとのご報告をいただきました。


海外製のペレットストーブをご利用いただいている方でガラス部分が数時間でススで黒くなってしまったりクリンカーがすぐに溜まってしまうような状態でお困りの方がいらっしゃいましたら一度パラメータの再設定を検討してみてはいかがでしょうか?
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