【施工例】もっとも自然に配慮した綿“自然栽培綿”を使ったカーテン@西東京市
茶綿タイプ
2600㎜程の巾がある窓に取り付けた両開きのカーテンを片方にまとめています。
自然栽培綿のカーテンはまとめても広がってくることがなく素直にまとまるので、片側に寄せてもあまり邪魔になりません。
タッセルを使わない方も多くいらっしゃいます。この写真のお宅はふさ掛けを設置しませんでした。
レースタイプ
こちらも2600㎜程ある窓に設置したカーテンを片方にまとめています。
こちらはレース生地で薄手なのでもともとあまり広がることはありませんが、自然栽培綿のカーテンなのでよりすっきりとまとまっています。
【自然栽培綿とは?】
過去一度も化学肥料、農薬を使ったことの無い土壌で化学肥料や農薬を使わず自然の恵みのみで栽培した綿、㈱素材工房で取扱っている『きなりの部屋』のカー
テンは、中国の山東省の山奥で農耕機械を使わず人の手で栽培、中国での証明、日本の検査機関で残留農薬試験の検査を受けた商品を使用。
【自然栽培綿カーテンとオーガニックコットンカーテンの違い】
何故、このように分けなければならないのか。オーガニックコットンのラベルは商標名だと思います。私は、栽培から生産の過程において違うものをオーガニッ クと呼ぶのは失礼だと思い自然栽培綿と表現をさせて頂いています。知名度が低いので理解して頂くのに大変苦労しています。
●自然栽培綿カーテンは「自然栽培綿」
自然栽培綿は、過去一度も化学肥料、農薬を使ったことの無い土壌で栽培された綿のことを言います。
特徴としては
●栽培では、農耕機械は一切使わず人力で作業しています。
●自然栽培綿糸は、手紡ぎです。1日1m分の糸しか紡げません。
●紡ぎのしぼと撚りが特徴です。
●吸水率が高い。(中国綿、綿毛が短い)
●タオル、シーツ、ふきん、靴下など。
●カーテン 日本の四季に対応できる。
●手織りと力織機【明治後半から昭和初期に活躍した織機】で織っています。
手織りに近く織れます。通常織機の10倍以上の時間が掛かります。
●栽培では、中国山東省から土地を借り、生産では合弁工場をつくり農家、
工場の社員の生活保障をしています。
●究極のフェアートレードです。栽培から生産まで自己責任で行なっています。
オーガニックコットンは、3年以上化学肥料、農薬を使っていない土壌で、栽培された綿のことを言います。
以前、アメリカの綿農場では多くの奴隷の人が働いていました。その当時は多くの収穫を得るために、過酷な労働を強いられてきました。
人権問題が起こ
り機械化されていくようになり、多くの化学肥料、農薬がまかれました。環境問題がおきて少しでも自然農法を行うべきだという運動が起きてきました。
そし
て、有機栽培で栽培した綿をオーガニックコットンと呼ぶようになりました。
他の綿と区別するために任意団体の検査機関を作りオーガニック基準を設け基準以内の商品を認定し、オーガニックラベルを発行します。
特徴としては
●オーガニックコットン糸は、紡績糸です。
●最新の織機で織っています。
●柔らかさが特徴です。(アメリカ綿、綿毛が長い)
●衣類、寝装関係の商品が多いです。
●栽培者と生産者は別々です。フェアートレード貿易商品です。
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