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【なぜオフグリッドするの?】1/18(日)オフグリッド見学会&セミナー開催しました!

オフグリッド見学会&セミナー
オフグリッド見学会&セミナー2
弊社が所属する天然住宅グループの(一社)天然住宅が見学会&セミナーを開催しました。

【なぜオフグリッドするの?】1/18(日)オフグリッド見学会&セミナー

以下、オフグリッドセミナーの様子

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授業中、先生の問いかけに対し、こんなことを言う生徒がいました。
「そんなこと勉強して何になるんですかー?」なるほど、ごもっとも。
何の役に立つのでしょうね??
では、聞きます。「オフグリッドして何の得があるんですかー?」


先日、オフグリッドハウス見学会&セミナーを開催しました。
戸塚の建て主様「サトウさん」のお宅を見学させていただき、田中優からオフグリッドについての講演、サトウさんとのトークセッション、そしてお住まい見学で2時間(強)のプログラムでした。セミナーには、午前午後合わせて60名の方がいらっしゃいました!ありがとうございます!

今回、快くこのイベント開催を承諾してくれたサトウさんは、オフグリッドハウスに住み始めて、
各方面から頻繁に取材されるようになり、雑誌やテレビで紹介されるなど、
注目度も日に日に高まっておりました。今年からは週刊「女性自身」WEB版でその生活ぶりを
ブログで連載することになりました。毎週火曜日更新ですので、皆様、ぜひぜひご覧いただき応援してください!
(→今回のセミナーのことを書いてくださっています!ブログはこちら)

田中優が以前から提唱していたオフグリッドですが、
最近さらにこの「オフグリッド」という選択肢が注目を集め始めています。
大きな理由の一つは、サトウさん夫婦という爽やかなモデルが彗星のごとく現れた、
ということであるのは間違いないでしょう。

もう一つは、最近の政府の対応があると思います。
以前までは、2016年に自由化されれば、電力会社を自由に選べる時代が来ると考えていました。
しかし、今回の原発事故の収束がつかず、賠償もしきれないという理由から、
たとえ新電力を利用したとしても送電網を使用するための「託送料金」がかけられてしまいます。
そうなると大手電力会社は引き続き高い発電(原発)ができるようになってしまいます。
原発を買い支えする今までの構造となんら変わりないことになってしまいます。

他にも、電力買取中断、電気代の上昇と売電価格の減少等、
付き合っていれば、神経をすり減らすばかりかもしれませんね。

いずれはオフグリッドの経済性が勝る日もそう遠くはない気もします。
しかし、実践者の様子を見ると、どうやらオフグリッドの良さは経済性ではないようです。

計算すればわかるのですが、イニシャルコストをランニングで割ってももとを取るのに、
何十年とかかります。ではなぜ、オフグリッドが選ぶのか!

それは、先の学びについての生徒の問いへの答えでもあります。
つまり、やってみればわかる!ということです、きっと!
学びは、学びの入口をくぐるまでは、その楽しさや有用性がわからない(ことが多い)性質のものです。
学び始めた自分をもってしか、その有用性を把握できない。学びの前段階では、その価値が計り知れないのです。

おそらくオフグリッドは、それと同じです。

オフグリッドした人に何が良いの?と聞けば、きっと「田中君、僕はスカッとしたよ」「面白い!」「きもちいい!」というハギレの悪い答えが返ってくるでしょう。笑

それは、私がまだオフグリッドしていない、未オフグリッドだからなのです。
オフグリッド中、オフグリッド済みの人たちの見える世界が見えていないのです。
だから、経済的な尺度をもってくるしかない。形のないオフグリッドに損得のものさしをあてて「うーむ」と唸っている。いつから経済性がこんなに偉くなったのか。

 

サトウさんは言います。
オフグリッドしてから、自然と共にある生活が、毎日が楽しい、と。
帰り際、嬉しそうに話しかけてくれました。「今日、過去最高の発電量でした!」
お昼にいっぱい電気を使うと発電効率が上がるんだそうで、冬場なのに7.6KWも発電したそうです。
「おーすごいですねー!」と言いながら、とても若い奥様との会話とは思えない不思議な感覚に襲われます。

 

でもサトウさんの嬉しそうな表情をみて(それこそ飛び跳ねるくらい嬉しそう!)、
未オフグリッドの私でも、とても楽しそうなことはわかりました!

オフグリッドは「客観的(経済的)にみて賢い」選択ではないかもしれませんが、
少なくとも「主観的にみて楽しい」選択のようです。

どうですか?オフグリッドの世界へ行ってみたいと思いませんか?
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