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相根冴人ブログ

【漆喰なのに塗料?気軽に塗れる漆喰】試作中の漆喰塗料の施工現場に立ち会いました。

貝てきペイント カラー


 いつもお世話になっております!

 株式会社素材工房~有害化学物質を使わない建材・工事~でございます。


 現在最終試験中の漆喰塗料を試験施工している現場に立ち会ってきました。

 我ながらなかなか良い色に仕上がっているなと感じました。
 今回の試験施工は、お施主様のご理解を得て、モニターとしてこの漆喰塗料(カラータイプ)の試験施工をさせていただいております。

 自社で行った試験施工では問題が出なったので、工事現場での最終試験になります。

 経過確認後、問題が出なければ来春頃に発売予定でございます。

 弊社の商品でございますので安全性はもちろん、吸湿性、耐久性、消臭性、抗菌性も持ち合わせる高機能な内装材(室内に使用する建築材料)でございます。

 DIYにもご利用いただけますので、ご自身で湿気や臭いが気になるお部屋に塗装されてみてはいかがでしょうか?

 安価に手軽に漆喰がお楽しみいただけるようになるので楽しみにお待ちください!


貝てきペイント カラー
グレーを塗装中
乾いて固まる前は黒に近い色ですが、乾くと色が薄くなってちょうど良いグレーに色がおさまります。
貝てきペイント カラー
まだ乾完全に乾いていないので乾いてきている場所とそうでない場所がわかりますね。
仕上がりは良い雰囲気のムラ仕上げになります。
貝てきペイント カラー
イエロー良い色がでました。
貝てきペイント カラー

【森の中で上棟式】上棟式の準備に行ってきました!@埼玉県上尾市

上棟式準備@埼玉県上尾市


 いつもお世話になっております。
 株式会社素材工房でございます。


 先日、埼玉県上尾市で弊社受注物件の上棟式がございました。その準備の様子を掲載致します。今回の上棟式は神式で行います。

 弊社では柱や梁などの構造材はもちろん、間柱や筋交などの羽柄材、はたまた下地材まで集成材やベニヤなどの合板を一切使用いたしません!

 ですので、現場に見学に来られたお客様からは、『まるで森の中に入ったような香りがしてとても心地が良い』とのお声を良くいただきます。

 また、以前、構造見学会に来られたお客様は、弊社の構造見学会にくる少し前に木材を使用していることを売りにしているメーカーの見学会に行ったが、あまり木の良い香りがしかなったので、こんなものなのかなと思っていたが、ここに来て一歩足を踏み入れたとたん違いが分かった!とおっしゃっておられました。

 構造見学会の時だけでなくても工事中の現場にご案内することが可能でございますので、もし興味がございましたら、ぜひ弊社にご連絡ください!


 
before
上棟式準備@埼玉県上尾市
お供え物や棟箱設置前
→
after
上棟式準備@埼玉県上尾市
設置後!
上棟式準備@埼玉県上尾市
 上棟式をするためのスペースを確保します。
 まだフローリングを施工していないので、仮の床をつくります。
これにもベニヤなどの合板をしようしません。手間とコストがかかりますが、できる限り使わず済むよう頑張っております。
上棟式準備@埼玉県上尾市
 お供え物です。
 もちろん『ナチュラル&ハーモニックプランツ』にて購入した品々です。神様もきっと喜んでくれるはず!
上棟式準備@埼玉県上尾市

 本来、上棟式後の“なおらい”お施主様が職人さん達をもてなす意味もありますので、お施主様がご用意されることが多いのですが今回はお忙しい方で用意の時間がとれないとのことでしたので、弊社にご用意させていただいたものを後日ご精算いただくというかたちをとりました。

 弊社でご用意させていただく際にいつも利用しているのは東急東横線『学芸大学』駅にある「みどりえ」さんです。
 オーガニックカフェもやっており、オーガニック食材をつかったパーティボックスもご用意が可能です。
上棟式準備@埼玉県上尾市

 弊社の取扱商品『快適畳』の畳表のみ使用して畳屋さんに特注したものでございます。
 中綿代わりにウールブレスにを使用しております。

上棟式とは…


 建築工事の途中で行う儀式で、木造軸組では棟木を棟に上げる時に、鉄骨造では鉄骨工事が完了したとき、鉄筋コンクリート造では躯体コンクリートの打ち込みが終了したころに行います。
 祭壇に捧げ物(海の物、根の物、葉の物、果物、水、御神酒、米、塩)をあげ、四隅の柱に酒や塩、米などをまき、天地四方の神を拝みます。
 祝詞をあげて神様をおろし、玉串奉奠を行い、無事に棟が上がったことへのお祝いや感謝、工事の安全を祈願します。

その他現場写真

上棟式準備@埼玉県上尾市
上棟式準備@埼玉県上尾市
上棟式準備@埼玉県上尾市

上棟式準備@埼玉県上尾市

【アトピーとアレルギーのこと】NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク主催の「アレルギー相談をテーマにした第6回事例検討会」に参加しました。

「アレルギー相談をテーマにした第6回事例検討会」


 いつもお世話になっております。

 株式会社素材工房~有害化学物質を使用しないこだわりの建材・工事~ございます。


 先日開催された「アレルギー相談をテーマにした第6回事例検討会」に参加してまいりました。

 この会を主催している『NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク』代表の吉澤さんや事務局長の赤城さんは、代表の相根昭典と古くからの友人です。また、代表の相根はこの『NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク』理事の一人でもあります。


 アレルギーの理解は昔よりもはるかに認知されてきているものの、『エピペン』※の普及や使用方法の認知の問題、誤食によるアナフィラキシーの怖さなど改めて実感し、発信して伝えていくことの大切さを痛感しました。
 ※アナフィラキシーに対する緊急補助治療に使用される医薬品で、発症の際に医療機関へ搬送されるまでの症状悪化防止するために役立ちます。


 事例報告会では、2011年東日本大震災・2016年熊本大地震・今年の西日本豪雨などの被災地にアレルギー患者さんのための支援を行った様子などの報告もありました。

 どの災害時でも、5日以内に物資を現地に届けておりその対応の早さに感心致しました。

 また、被災地でのアレルギー患者さん達は、せっかく支援物資が届いても食べることができない状況に陥ってしまうことをもっと伝えていかなければならないなと思いました。

 経口免疫療法の実態を議論している中で、アレルギー反応がでるので子供が食べようとしない場合はどうすれば良いのか?という相談に対し、まずは子供の気持ちが一番大事で子供自身に治療の意味を理解させ、治療方法を選ばせてあげることで、自主的に取り組むように促すことをしてみてはという参加された医師のお言葉を聞いて感動しました。

 アナフィラキシーの危険をおかしてまで無理に食べれるようにする必要があるのか?などの疑問が子供自身から上がってくることもあるという相談には、誤食の危険性などをしっかりと説明して理解してもらうことが大切などの様々な意見が交換されました。このように一議題につき議論が白熱してしまい、時間がおしてしまい、進行しているかたは大変そうでしたが…

 たくさんの学びと気づきがあった一日でした。
 この「アレルギー相談をテーマにした第6回事例検討会」の内容をもっとたくさんに方々に聞いていただき、共有していただきたいと強く思いました。


【参加団体】
 認定NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク
 認定NPO法人FaSoLabo京都
 アレルギーっ子の会たんぽぽ
 すぎなみ食物アレルギーの会
 NPO法人千葉アレルギーネットワーク
 NPO法人日本アトピー協会




この日出たお弁当は、7品目除去のお弁当でした!除去食とは思えないとってもおいしいお弁当でした!

before
「アレルギー相談をテーマにした第6回事例検討会」
→
after
「アレルギー相談をテーマにした第6回事例検討会」

その他写真

「アレルギー相談をテーマにした第6回事例検討会」
参加団体のパンフレットなど
「アレルギー相談をテーマにした第6回事例検討会」
タイムスケジュール
「アレルギー相談をテーマにした第6回事例検討会」
会場は国会議事堂の近くでした。
「アレルギー相談をテーマにした第6回事例検討会」
銀杏がキレイでした。

【無垢の床を検討中の方は必見!】『くんえん乾燥』した国産杉の経年変化~10年後の今~

DSC_3009


 いつもお世話になっております!
 株式会社素材工房でございます!!

 今回は、弊社が自信を持っておすすめする『くんえん乾燥木材(杉)』の経年変化について書かせていただきます。


 このブログではお馴染みの、横浜市営地下鉄「センター北」駅にある『ナチュラルハーモニック&プランツ』に上棟式用のお供え物を買いに行った時に、くんえん乾燥木材(国産杉)床の写真に収めてきましたので公開させていただきます。

 ちなみに、こちらの『ナチュラル&ハーモニック・プランツ』はノースポート・モールという大型ショッピングモール内に出店していますので、


     もちろん土足です!!


 場所によっては茶色と白の塗料を塗っているところもございますが、それ以外は、10程前に出店した際にオイル系のクリア(透明)塗料を塗っただけで後は、特に大がかりなメンテナンスはしていないそうです。


 簡単に言えば油を塗って、あとはホウキなどの日常的に行う掃除をしているだけ!


 オイル系のクリア塗料は10年が経過して、人が良く通る所は削れてほとんど残っていませんが、全体的にキズが入っていて、味が出た良い感じになってきています。

 個人的にはピカピカよりもビンテージ感のあるこちらの雰囲気の方が好きです(^^)

 まるで、古いログハウスに来たかの様な安心感に包まれます。

 良く無垢の木材を土足でつかうとすぐに汚れてしまうからダメだ!などどいう話を聞きますが、普段のお手入れをキチンと行えば、全然使えると私は思います。

 実際に使ったことが無いのに無垢の杉は軟らかいから土足ではすぐにダメになると勘違いされている方が多いですが、キズなども味として楽しむ心の余裕があれば、一見デメリットに思える傷が付きやすいという性質も、早くビンテージ感が出るととらえることもできます。

 屁理屈と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実際に弊社のお客様の中には

「始めは少しキズが入るだけで気になっていたけれど、5年もたつときにならなくなる。10年以上たってくると一般的なフローリングは薄汚れていくが、無垢のフローリングは味になって時間が経過するにつれて雰囲気が良くなっていった。」

というお声もいただきます。


 キズや汚れもダメージ加工・ビンテージ加工として楽しく見守りしょう!
 そして、土足の所にも積極的に無垢材を使って行きましょう!!

 



くんえん杉 土足10年
くんえん杉 土足10年
くんえん杉 土足10年
くんえん杉 土足10年
くんえん杉 土足10年
くんえん杉 土足10年
くんえん杉 土足10年
くんえん杉 土足10年
右と左で色が若干違うのは使っているクリア塗料が違うからです。


 PS
 弊社の『貝てき漆くい』も10年以上たつのに薄汚れていなくてキレイなままです!
貝てき漆くい 10年
貝てき漆くい 10年
貝てき漆くい 10年
貝てき漆くい 10年

【ここまでするか!】大工さんの作業台も『脱』合板!脱有害化学物質!

無垢材の作業台


 いつもお世話になっております!
 株式会社素材工房でございます!!

 先日、弊社で施工中の神奈川県川崎市の工事現場に行った際、大工さんの作業台に驚きの変化ありました。

 これは絶対に紹介せねば!と思いましたのでブログにさせていただきます!

本当はもっと声を大にして大勢の方々につ伝わるようにしたのですが…自分の発信力なさを悔やむばかりです(>_<)

 弊社では、工事中の養生や工事中の足場確保のための板材でさえもベニヤなどの合板をほとんど使用いたしません。
※通常はこういった場所には、簡単に手に入り安価なベニヤなどの合板をつかいます。


 これは、工事中でさえ有害化学物質を現場に極力入れないようにするという弊社のこだわりです。


 その中で、大工さんが使用している作業台だけは唯一合板だったので気にはなっていたのですが、かなり古い合板で揮発してくる化学物質はほとんどありませんでしたし、大工さんに『作業台を変えろ!』とまで強要することもなかなかできなかったのですが、今回現場にお邪魔してみたところ、作業台が無垢材になっていたのです!


 その工事現場を担当している弊社の現場監督に確認したところ、お願いして作ってもらったとのこと、私は一言も作業台が気になっているといったことはありませんでしたので、本当に驚きでした。

 また、同じ気持ちを持っていてくれたことがとても嬉しかったです。

 この川崎の現場を担当している大工さんは弊社の現場をいくつもこなしていただいている大工さんでとても協力的で技術のある大工さんです。

 現場監督がお願いしたところ、快く作ってきていただいたそうです。
 大工さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 まずは、この現場でためしてみて特に不都合がなければ、他の現場でも使っていくとのことでしたので、まだこの現場だけの試みですが、後々は弊社のこだわりと共に無垢の作業台も全国に広まっていってくれたら嬉しいなぁ思いました。



無垢材の作業台
無垢材の作業台
無垢材の作業台
無垢材の作業台
無垢材の作業台
無垢材の作業台